ぼっちが街コンに挑戦していたたまれなかった話

■婚活は見た目が大切

前回、髪型だけは脱陰キャを果たした自分。
会社の人にも、「どうしたの？」「何が起きた？」と驚かれ、
「垢ぬけたね」と一番言ってもらいたい言葉も聞けて、ちょっといい気分。
同僚でズバズバ言う人がいて、「髪型変わってもその服じゃね・・・」とショックな一撃。
（はいはい。分かってますよ。ファッションセンスなくてダサいですよ）
美容院を紹介してくれた従妹の友ちゃんにも、「その格好なんとかならんの？」と言われます。
ちなみに、今の季節はブルー系のチェックの半そでシャツ、ベージュのチノパン。
別にダサいとは思わないんだけどなー。

だって、マネキンが着ていたコーディネートなんだから。
それなりにファッションセンスある店員が選んでいると思うし。。。
何が違うのか、やっぱり体形かな。

マネキンは長身スリムでいい体、自分はぽっちゃり。
デブまでは行ってませんよ、ぽっちゃりです！！　足は長くはないですけどね。
要はスリムになれば何でも服は似合うってことですね。
夜中にゲームしながらポテトチップスを食べるのを止めてみることにします。

■街コンってなんだ？

同僚が街コンに参加して彼女ができたって聞いてしまった。
「自分と同じような陰キャな同僚に彼女ー」ちょっと嫉妬してしまう。
その同僚に直接聞くなんてできないので、はい検索検索。
街コン情報を集めたサイトを発見！
全国でやってるようで、東京はたくさん開催されている。
「おっと、オタク婚活ってのもあるぞ。
アニメ・漫画・ゲーム好き　の婚活って、いいねー。」
某食べ歩きドラマの主人公の心の声のように、サイトをチェック。
ゲームのこと聞かれたら、どんだけでも話せる自分。
ちょっとインテリな男性になったように知識（ゲームだけ）を語れるなら、
話下手の自分でも何とかなるかも！？
ということで、あの陰キャ同僚に彼女ができたという嫉妬心からなのか、
勇気を出して予約したのでした。

■街コンに初参加して撃沈

土曜日の昼間に開催される街コンに参加。
もちろんテーマは「オタク婚活」、個室がたくさんある会場でした。
プロフィールカードは詳しくとネットに書いてあったので、
自分の好きなゲームのタイトルなど細かく書いた。
逆に年収は書きたくなかった、低いのだ・・。
男6人：女4人が参加していたけど、アニメ好きな女性ばかりでゲーム好きが一人もいない。
アニメは良く分からない自分とゲームに全く興味のない女性。
ちーん・・・。
会話はもちろん盛り上がらず、女性も会話が終わるとホッとした表情に。
他の男性と女性は笑い声も聞こえるほど話が盛り上がっているのに。。。
カップルになれるどころか、女性と楽しく会話ができない自分が情けなくて。
その日は食欲もなくなるほどショックな日となりました。